5分後にキミの一言ではじまる恋

こんにちは、エブリスタ編集部です。


2018年10月1日に角川ビーンズ文庫より『5分後にキミの一言ではじまる恋』が発売されました!


この「5分後に恋」はエブリスタで開催されたコンテストの受賞作品を集めた短編小説シリーズです。


今回は、エブリスタで「5分後に恋」担当を務めるハマモが「5分後に恋」誕生のきっかけや、短編に注目した理由など担当者しか答えられないことをお伝えします!

エブリスタにはバリエーション豊かな短編小説が集まっている

エブリスタ編集部:

「5分後に恋」シリーズ誕生のきっかけを教えてください。


担当ハマモ:

エブリスタには妄想コンテスト等を通して素敵な短編が集まっています。そこに目をつけたビーンズ文庫さんにお声がけいただき、このシリーズの元となる「恋」コンテスト(2017年3月〜2018年9月まで毎月開催)の企画が始まりました。


エブリスタ編集部:

エブリスタは今までに長編の恋愛小説をたくさん書籍化してきていますが、その中で今回短編小説に注目した理由を教えてください。

担当ハマモ:
質問1でお答えした通り、エブリスタの強みの一つとして短編小説があることが大きな理由です。また、「短編集は、王道とはまた違うバリエーション豊かな作品を掲載できるので、編集としても楽しい」とビーンズ文庫さんには言っていただいています。収録作にはエブリスタならではの個性あふれる作品が揃っています。

書籍化デビューへの近道はコンテストに応募する行動力


エブリスタ編集部:

既にイベントは終了していますが、作品選定で苦労した点や印象的なエピソードがあれば教えてください。


担当ハマモ:

半年間毎月コンテストを開催していたので、とにかく大忙しでした……! エブリスタ側の担当者は私ともう一人の固定メンバーで行っていたのですが、ビーンズ文庫側の担当者さんは毎月リレー方式でそれぞれ違う方が担当し、それぞれの個性を生かしたテーマを設定していただきました。クリエイターのみなさまにはタイトなスケジュールの中でも多くの作品をご応募いただき感謝しています。

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2018年4月16日(月)までエブリスタで行われていたエブリスタ×角川ビーンズ文庫「恋」短編コンテスト第1回「キュンとしたひと言」

エブリスタ編集部:

次にまた『エブリスタ×角川ビーンズ文庫「恋」短編コンテスト』があったとき、このポイントだけは絶対に押さえておいたほうがいいよ!というアドバイスがあれば教えてください。


担当ハマモ

恋がテーマの短編集なので、やっぱり「キュン」とする瞬間に力を入れて書かれているものが選ばれやすいように思います。「ここがときめきポイント!」というところを意識して執筆するといいのかもしれません。

受賞作品はもちろん、隠れた名作も収録されている!


エブリスタ編集部:
 

「5分後に恋」シリーズの今後の展開を教えてください。

担当ハマモ:

10月に第一弾が発売されたあと、12月に第二弾、第三弾が同時発売いたします。その後も続々発売予定です! 最新情報は角川ビーンズ文庫さんの特設サイトをご覧ください。

エブリスタ編集部:

最後に、10月1日発売「5分後にキミのひと言ではじまる恋」のオススメポイントを教えてください。

担当ハマモ:

エブリスタで開催した際のコンテスト名は「キュンとしたひと言」でした。

そのタイトル通り、「言葉」がポイントとなる作品が収録されています。受賞作はもちろん、隠れた名作もたくさん収録しています!ぜひこの機会にチェックしてみてください!

「5分後にキミの一言ではじまる恋」好評発売中!


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【2018年10月1日発売】

「5分後にキミの一言ではじまる恋 」

内容紹介:

5分後、きっと恋がしたくなる。胸キュンショート・ストーリー!

「5分後に恋」シリーズ、第1弾!


いつも私にだけウソをつく君の本当の気持ち(「五十嵐くんは今日も。」)

放課後の教室、私の心を撃ち抜いた彼の言葉(ホーネット・ピアス)、ヒミツのノートがくれた恋のはじまり(恋ノート)

……キミのひと言で、世界はキラキラかがやきだす。

5分で読めて、最後に心ときめく――そんな恋の小説ばかり!


恋にまつわるテーマごとに集めた、読み切りの胸キュン・ショートストーリーを20編収録。


【2018年12月1日発売予定】

「5分後に先輩にときめく恋」イラスト/いつか

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「5分後に失われる恋」イラスト/山科ティナ

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こんにちは、エブリスタ編集部です。


小説投稿サービス『エブリスタ』が数々の出版社とコラボして開催し、たくさんの作品を書籍化するエブリスタ小説大賞


本日は前回のインタビューの続きをお届けします!

2018年11月1日(木)から応募開始となる「エブリスタ小説大賞2018 レジェンドノベルス シリアスゲームノベル大賞」について、2018年10月5日(金)創刊となるレジェンドノベルス編集部さんに求めている作品の必須の要素や今回のテーマに決めた理由などをお聞きしました!


「大人が読んで楽しめる」「大人に刺さる」を意識すること


エブリスタ編集部:

『シリアスゲームノベル』に必須の要素を教えてください。


レジェンドノベルス編集部:

必須の要素は、ゲーム文化を背景としていることと、大人向けであることです。ゲーム文化を背景としている、というのは相当広くとっていただいて構いません。ロールプレイングゲームでもいいですし、リアルタイムストラテジーゲームでも構いません。大人向けというのは、「r.」がつくようなアダルト要素があるという意味ではなく、大人が読んで楽しめるということです。高校生の青春とか恋愛なんかは、大人にはあまり刺さらないかもしれませんね。

「エブリスタ作家ならではのアイデア×大人向け」の作品が欲しい


エブリスタ編集部:

『シリアスゲームノベル』を募集テーマにした理由を教えてください。


レジェンドノベルス編集部:

エブリスタは、アイデアに富む作品が非常に多く、ネクストファンタジー作品も多数投稿されています。ただ、私たちの探し方が甘いため、なかなか大人向けのネクストファンタジー作品に出会うことができず、口惜しい思いをしております。そこで、今回のエブリスタ小説大賞2018では、あえて「シリアス」と銘打つことで、大人向けの作品が集まるのではないかと期待し、このようにテーマを設定させていただきました。

エブリスタ編集部:

最後に、エブリスタ小説大賞2018 レジェンドノベルス シリアスゲームノベル原作賞への応募を考えている人々にメッセージをお願いします。


レジェンドノベルス編集部:

いろいろとややこしいことを言ってきましたが、エブリスタに投稿されているみなさんも、多くはゲームに親しんで育ってこられたのではないかと思います。ゲームの何が面白いのかと考えると、やはり日常では味わえない刺激や感情の動きを味わえるという点ではないでしょうか。そしてそれは、小説もまた同じです。あまり難しく考えず、かつてのゲーム友達を楽しませるような、そんな小説をお待ちしています。


エブリスタ小説大賞2018 レジェンドノベルス シリアスゲームノベル大賞の応募は2018年11月1日(木)から



受賞作品はレジェンドノベルス(講談社刊)からの書籍化検討&賞金総額50万円! さらに優秀100作品にエブリスタ編集部からの選評がメールで届きます!(※選評に関する記事) イベントページはこちら。 皆さまのご応募お待ちしております。

次回の更新は再来週火曜日(2018年10月16日更新予定)になります。

お楽しみに!

※2018.10.16追記※次回更新日が2018年10月30日予定に変更となりました。申し訳ございません。 今後ともエブリスタをどうぞよろしくお願いします。

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こんにちは、エブリスタ編集部です。


小説投稿サービス『エブリスタ』が数々の出版社とコラボして開催し、たくさんの作品を書籍化するエブリスタ小説大賞


2018年11月1日(木)から応募開始となる「エブリスタ小説大賞2018 レジェンドノベルス シリアスゲームノベル大賞」について、2018年10月5日(金)創刊となるレジェンドノベルス編集部さんにお聞きした、レーベル立ち上げのきっかけや今回のイベントで求める作品像などを2週間連続でお届けします!
作品執筆のヒントになるかも!?


次にくるのは「ゲーム文化を背景とする新時代のファンタジー」


エブリスタ編集部:

「レジェンドノベルス」立ち上げのきっかけを教えてください。


レジェンドノベルス編集部:

文芸書全体の売上が伸び悩むなかで、エブリスタをはじめとする投稿サイト発のファンタジー小説に関しては依然として成長を続けています。そこで、既存の作品を読んでみたところ、驚くほどレベルの高い作品がいくつもありました。これはと思って調べてみたところ、先行レーベルは多数存在するものの、特にゲーム文化を背景とする新時代のファンタジー、すなわちネクストファンタジーにおいて参入の余地ありということがわかり、レーベル創設を決めました。


対象読者は「ゲーム文化で育った人」


エブリスタ編集部:

レジェンドノベルス編集部が考える「シリアスゲームノベル」とは何でしょうか。


レジェンドノベルス編集部:

レジェンドノベルスは、ゲーム文化を背景とするネクストファンタジーの専門レーベルですが、その中でも濃密な文章と表現力を持った作品を、我々は「シリアスゲームノベル」と呼びたいと思っています。字面からは、いわゆる「デスゲーム」が想起されるかもしれませんが、必ずしも命がけである必要はありませんし、なんならゲーム自体を描く作品である必要もありません。必要なのは、ゲームの要素が(背景にでも)含まれていること、そして面白いこと。それだけです。

エブリスタ編集部:

「ゲームの要素」解説がとても参考になります!

続いて、レジェンドノベルス編集部が求める作品像を教えてください。


レジェンドノベルス編集部:

レジェンドノベルスは、「全部傑作!ハズレなし」をレーベルコンセプトに掲げています。対象読者はゲーム文化で育った人ですが、その人たちが読めば、たしかにこれは傑作だと納得してもらえる作品ばかりを集めています。具体的には、文章力があり、独自性があり、そして物語として面白い。逆に言うと、コメディとしての面白さや、キャラクターの魅力が柱となっている作品は、(それだけでは)当レーベルの範疇とはしていません。

書籍化デビューの鍵は「独自性」と「文章力」


エブリスタ編集部:  

新人賞で落ちる作品にありがちなことを教えてください。


レジェンドノベルス編集部:

新人賞は実施していませんが、作品を検討するにあたって重視しているのは、主として①独自性があること、②文章力があることの二点です。①は、これまでの作品にはない、独自性の高いアイデアがあり、それが作品の面白さになっているということです。②は、読書に慣れた大人がスムーズに読むことができる文章であるということです。特に、語り手の視点を意識して書かれているかどうかは、最初の分水嶺になると感じています。

エブリスタ小説大賞2018レジェンドノベルスシリアスゲームノベル大賞応募は2018年11月1日(木)から



受賞作品はレジェンドノベルス(講談社刊)からの書籍化検討&賞金総額50万円! さらに優秀100作品にエブリスタ編集部からの選評がメールで届きます!(※選評に関する記事) イベントページはこちら。 皆さまのご応募お待ちしております。

2週連続でお届けするレジェンドノベルス編集部インタビューの続きは、

来週火曜日(2018年10月2日更新予定)になります。

お楽しみに!

今後ともエブリスタをどうぞよろしくお願いします。

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