エブリスタ発ヒット作で見るサスペンスホラー分類チャート
こんにちは、エブリスタ編集部です。


小説投稿サービス『エブリスタ』から生まれた大ヒット作といえば、

「王様ゲーム」「奴隷区」「カラダ探し」などの”ホラー・サスペンス”(通称:ホラサス)


今回は「ホラサス」にスポットを当て、
ヒットの傾向や詳しいジャンル・代表作品などについて、ご紹介しようと思います。


”理不尽デスゲーム系”を中心に若年層に安定した人気

小説やマンガのジャンルにおいて、特に10代男子を中心に安定した人気を保っているのが「ホラー・サスペンス」(通称:ホラサス)です。

読者を引き込むインパクトサクサク読める展開の早さが重要で、ホラサスは奇抜な設定や展開、刺激の強い恐怖描写など必須な要素を盛り込みやすく人気の出やすいジャンルです。

ヒットのポイントはタイトルと冒頭5ページのインパクト

小説投稿サイト『エブリスタ』視点でお話しすると、ほぼスマホで読まれるWEB小説は、移動時間や寝る前といった限られた利用時間の中で、いかに読者にインパクトを与え、続きが読みたくなるように「引き」を作れるかが重要です。

その点ホラサス作品はショッキングなシーンを1ページで表現しやすく、スマホと相性が良いジャンルと言えます。冒頭数ページで「面白そう!」と思わせるためには短文でも印象に残るメッセージを残すことも重要です。


タイトルに『奴隷区』『生贄投票』『監獄実験』など漢字を組み合わせ
一目でわかりやすくした作品が多い傾向にあります。


グロテスクな描写や、解りやすい設定でインパクトを与え読者を引き込みつつ、極限状態での登場人物の友情や裏切りなど人間ドラマの要素、心理バトル要素、謎解きの要素などもバランスよく組み込んだものがヒット作品となっています。

エブリスタ発ヒット作で見る”ホラー・サスペンス”分類チャート大公開!

エブリスタ発ヒット作で見るサスペンスホラー分類チャート

【理不尽デスゲーム】

アニメや実写映画化された「王様ゲーム」や「奴隷区」をはじめヒット作も多く、WEB発の代表ともいえるのがこの「理不尽デスゲーム」系です。

「どこかの空間に閉じ込められる」「謎のアプリが突然インストールされる」といった形で主人公は強制的にゲームに参加させられ、クラスメイトや集められた他の参加者たちと時には敵対、協力し、脱落者を出しながらゲームの主催者からのミッションをクリアしていく―というスタイルです。

「格闘技の経験者、学級委員、美人などリアル強者は序盤で死亡(脱落)」 「ゲームの狂言回しはキモ可愛いキャラが担当」 「なぜかゲームのルールを熟知しているライバルがいる」など”デスゲームあるある”も。



【王道ホラー】

古くは『四谷怪談』のお岩さんから『リング』の貞子まで日本のホラー作品の王道といえる”この世のものではない” ものに襲われる登場人物の恐怖を描くジャンルです。やはりポイントは、キャラクターのインパクト。ヒット作は『カラダ探し』の「赤い人」のようにビジュアル、ネーミング、人への攻撃方法、生い立ちなど、様々な要素が際立っています。



【禁断の地系】

こちらも怪談や都市伝説の王道である「地図に無い」「絶対に行ってはいけない」場所での恐怖を描いたジャンルです。”住人“たちは狂気に侵された人間か?すでに人間ではない何かなのか?

単体ではなく集団で主人公たちを襲ってくるケースが多いので注意が必要です。



【欲望叶えます系】

もしも人の欲望を叶える“こんな世界だったら”“こんな商品があったら”といった設定の中で、そこに生きる登場人物の欲望やコンプレックス、狂気といった”負の部分“に焦点を当てたドラマを描きます。いわゆる幽霊的なモノは出てきませんが心理的にジワリと怖いジャンルです。



【復讐系】

陰惨ないじめや犯罪に巻き込まれ、人生を狂わされた主人公が復讐鬼と化し当事者たちに罰を下します。復讐に至る経緯や復讐シーンは肉体的・心理的にも凄惨な描写が多くダメージ大。ホラージャンルの中でも最も後味が悪いこと必至です。



【感染系】

謎のウイルスに感染し屍人(グール)化した人と、生き残った人類のサバイバルを描きます。

舞台は蔓延を防ぐため隔離された建物から、地球上がほぼグール化したディストピアまで様々です。噛まれるなどするとその人もグール化するため、感染が広がっていく恐怖や、友人や恋人といった身近にいる人がグール化してしまった時にどうするか?といった人間ドラマも盛り込まれます。



【バケモノ侵略系】

巨大生物や異星人と人類との生存を賭けたサバイバルを描きます。人類が”食べる側“から”食べられる側”に回った恐怖や絶望。何気ない日常や価値観も、目線を変えればホラー要素に満ち溢れていると気づかされます。



”ホラー・サスペンス”に興味を持ったらエブリスタ

ホラー・サスペンスの世界はいかがだったでしょうか。

エブリスタ小説大賞2018で今後募集が始まる「レジェンドノベルス シリアスゲームノベル大賞」や「竹書房 世界一怖い小説大賞(仮)」など、執筆の何かにお役立ていただけたら嬉しいです!


エブリスタ小説大賞2018 応募受付中!



受賞作品は書籍化検討やコミック化検討&賞金総額50万円!詳しくは各イベント詳細へ!

さらに優秀100作品にエブリスタ編集部からの選評がメールで届きます!(※選評に関する記事)

イベントページはこちら。


皆さまのご応募お待ちしております。


次回の更新は、再来週火曜日(2018年9月25日更新)になります。

お楽しみに! ※2018.9.18追記※次回更新日が変更となりました。申し訳ございません。


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こんにちは、エブリスタ編集部です。


小説投稿サービス『エブリスタ』が数々の出版社とコラボして開催し、たくさんの作品を書籍化するエブリスタ小説大賞


本日は前回のインタビューの続きをお届けします!

2018年9月3日(月)から応募開始となるエブリスタ小説大賞2018 大人向けドロドロ恋愛 マンガボックス原作賞」で大人向け恋愛に必須の要素や募集テーマの理由などマンガボックス編集部さんに教えていただきました!

浮気、不倫、セックスレス、ママカーストetc…

エブリスタ編集部:

『大人向けドロドロ恋愛』に必須の要素を教えてください。


マンガボックス編集部:

浮気、不倫、セックスレス、ママカースト、ご近所関係など、大人の女性ならではの“ドロドロ”な状況がマストです。
「他人の不幸は蜜の味」的なゴシップ心をくすぐるもの、ただただ救いのない胸糞系、同じ境遇の読者にそっと寄り添えるようなものなど、“ドロドロ”をどう料理するかはお任せします。

現代を生きる女性に贈る「リアルで骨太な人間ドラマ」

エブリスタ編集部:

「同じ境遇の読者にそっと寄り添えるようなもの」という部分も大切ですね。

『大人向けドロドロ恋愛』を募集テーマにした理由を教えてください。


マンガボックス編集部:

恋愛は、人間の綺麗なところも醜いところも映し出す鏡です。

特に大人の女性を取り巻く恋愛事情は、一筋縄ではいかないことも多いはず。
読者が「もし自分が同じ立場だったらどうするだろう?」と自分ごととして考えられるような、リアルで骨太な人間ドラマを求め、今回のテーマで募集しました。

エブリスタ編集部:

最後に、エブリスタ小説大賞2018 マンガボックス原作賞への応募を考えているの人々にメッセージをお願いします。


マンガボックス編集部:

仕事や恋愛、家事、育児——…現代を生きる女性は、何かと忙しくて窮屈な日々を送っています。
そんな彼女たちを、ほんのひとときでも現実を忘れられるような、物語の世界に連れ出してあげられるのはあなたかもしれません。

大人だからこそ楽しめる“ドロドロ”ラブストーリーを心よりお待ちしております!

エブリスタ小説大賞2018 マンガボックス原作賞応募は2018年10月31日(水)まで


受賞作品はマンガボックス編集部でのコミック化検討&賞金総額50万円!

さらに優秀100作品にエブリスタ編集部からの選評がメールで届きます!(※選評に関する記事)
イベントページはこちら。


皆さまのご応募お待ちしております。


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こんにちは、エブリスタ編集部です。


小説投稿サービス『エブリスタ』が数々の出版社とコラボして開催し、たくさんの作品を書籍化するエブリスタ小説大賞


2018年9月3日(月)から応募開始となる「エブリスタ小説大賞2018 大人向けドロドロ恋愛 マンガボックス原作賞」で求めている作品像や昨年のエピソードなどマンガボックス編集部さんに教えていただきました!


マンガボックスが求めるコミック原作は「タブーに立ち向かい、前向きに生きる大人の女性」


エブリスタ編集部:

マンガボックス編集部が考える「大人向けドロドロ恋愛」とは何でしょうか


マンガボックス編集部:

とびきり甘くて胸がキュンとする少女漫画もいいけれど、それだけじゃ何だか物足りない…という大人の女性のためのリアルなラブストーリーです。

浮気や不倫、セックスレス、鬱、ご近所トラブルなど、世間一般ではタブーとされていることでも、つい覗き見したくなるのが人間のサガ。ダメなのに続きが気になる…そんな“ドロドロ”劇を描いた作品をお待ちしております。


エブリスタ編集部:

タブーだからこそつい覗き見したくなる…それだけで読みたくなりますね!

では、マンガボックス編集部が求める作品像を教えてください。


マンガボックス編集部:

どんな困難や逆境に置かれていても、前向きに生きる大人の女性を描いた作品を求めています。
たとえばマンガボックスで人気連載中の『ホリデイラブ〜夫婦間恋愛〜』は、夫の不倫をきっかけに壊れてしまった「夫婦の絆」を再び信じ、再生しようと奮起する主人公の姿が、実写ドラマでも反響を呼びました。
必ずしもハッピーエンドである必要はないので、読者が感情移入や応援できるような女性が主人公であってほしいです。

デビューに必要なのは「心の動きを丁寧に描くこと」


エブリスタ編集部:
新人賞で落ちる作品にありがちなことを教えてください。

マンガボックス編集部:

センセーショナルな題材や設定だけでは、たとえ読者の食いつきは良くてもすぐに飽きられてしまいます。
ただ出来事をなぞるのではなく、心の動きを丁寧に描いてあげることで、あなただけのドラマが生まれると思います。

title750 (1) 2017年7月31日(月)までエブリスタで行われていたエブリスタ小説大賞2017 マンガボックス原作賞。


エブリスタ編集部:
受賞作品にまつわる印象的なエピソード・賞にまつわる印象的なエピソードがあれば教えてください。

マンガボックス編集部:

前回の「マンガボックス原作賞」では、編集者によって推す作品がまったく異なっていたのが印象的でした。
王道だから、奇抜だから、地味だから、下手だから…と諦める理由を自分で決めつけるのはもったいない! 読者の数だけ「面白い」の基準は異なるので、評価を気にするよりもまずは自分の書きたいものを書くことが大切だと思います。


エブリスタ小説大賞2018 マンガボックス原作賞応募は2018年10月31日(水)まで

608-160 (1)

受賞作品はマンガボックス編集部でのコミック化検討&賞金総額50万円! さらに優秀100作品にエブリスタ編集部からの選評がメールで届きます!(※選評に関する記事) イベントページはこちら。 皆さまのご応募お待ちしております。 2週連続でお届けするマンガボックス編集部インタビューの続きは、 来週火曜日(2018年9月4日更新)になります。 お楽しみに! 今後ともエブリスタをどうぞよろしくお願いします。

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