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 いつもエブリスタをご利用いただき、どうもありがとうございます。
 yom yom短編小説コンテストでは、作家のみなさんの創作活動に関する質問に、yom yom西村博一編集長がお答えする「編集長一問一答!」を行っています。
 本日、イベントページに第一回目の回答が掲載されました!
 掲載にあたり、yom yom西村博一編集長からのメッセージをご紹介させていただきます。


はじめまして。新潮社の文芸誌yom yomの編集長、西村です。
「一問一答」にお答えしながら小説について語るとは不遜なことを引き受けてしまったと
おののきますが、でも小説家の皆さんに「ここ書き直してください」とか、時には「これ
、ボツにしませんか?」などと言うこともある立場ですから、逃げたらナイフとか飛んで
きそうですね。「じゃあオマエが書けよ…」って、たぶんこれまで10000回は誰かの心の
中で刺されてるでしょうし。
最初にお断りしておきますが、小説の書き方に“正解”はないような気がします。同じ作
家さんでも、作品Aの時と作品Bはまったく違うきっかけで書き始め、違う書き方を試して
みるということはよくあることです。それによって導き出される何か新しい発見を取り込
んでゆくこともまた、小説家という素晴らしい営みの一端なのだろうと思います。
とはいえ、編集者として小説が誕生する過程に立ち会わせていただいていると、作家が
執筆過程で悩んだり迷ったりするポイントに、ある種の共通性があることもわかります。
そこで何かの役に立つというのが、編集者の仕事です。
作家Pさんと作家Qさんがいたとして、編集者は時にまったく逆のことを申し上げたりも
します。それはミステリなり恋愛小説なりといった小説のジャンルによって要請される要
素の違いも、あるいは書き手の個性や作品を届けたい読者層もいろいろなので、たとえば
作品のイメージが曖昧だなと感じれば「書き出す前にプロットを作って読ませてください
」とお願いしますし、逆に「書く前にあまりにも縛りを設けすぎでは?」と思えば「プロ
ットに拘らないでください」と言うこともあります。
 ですので、私の力量云々は脇においても、ここでお答えする内容は必ずしも万能の回答
にはなり得ませんが、皆さんの迷っているポイント、悩んでいる問題になんとか届くご返
事を書けるように頑張ります。質問者の状況はきっとこういうことなんじゃないかしら、
と想像しながら回答しますので、「いやいや、そういう話じゃなくて……」ということに
なったらもう一回ご質問ください。
 それでは、どうぞよろしくお願いします。


質問投稿はTwitterのつぶやきに「#ヨムエブ」のハッシュタグを入れて呟くだけ!
回答は毎週木曜日、イベントページ内に更新されます。
魅力的なキャラって?描写を上達させるには?など
創作活動に関する沢山の質問をお待ちしています。

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