メゾン文庫_あなたと私の関係は?

こんにちは、エブリスタ編集部です。


前回のメゾン文庫編集長さんインタビューに引き続き、

2018年6月9日に一迅社より誕生したライト文芸レーベル「メゾン文庫」から7月10日に『あなたと私の関係は?』にて小説家デビューする、水川サキさんにインタビューをしてきました!


デビュー決定の連絡と初めて尽くしの書籍化作業

エブリスタ編集部:
エブリスタから
書籍化の連絡がきたときの気持ちを教えてください。


水川サキ:
大変驚きました。そして、どうしよう、描写とかもっときちんと書いておけばよかった……などと慌てました。
本当に初期の頃は読み返しても恥ずかしいくらい文章が稚拙なので。

そして、やっぱりうれしかったです。


エブリスタ編集部:
特に今回はエブリスタ小説大賞などのコンテスト受賞からの書籍化ではなく、突然の書籍化ご連絡だったので余計に驚かせてしまったかもしれません。(笑)

実際、初めての書籍化作業はいかがでしたか?

 

水川サキ:
とても楽しかったです。メゾン文庫のご担当さまが私のお話をよく理解してくださっていたので、イメージが合致していたように思います。
そして貴重なアドバイスもいただき、自分では思いつかなかった展開など新たな要素も加えることができてよりよくなったと思います。

表紙ができあがる過程もわくわくしました。

下積みを経て「なりたい」から「書きたい」へ

エブリスタ編集部:
エブリスタに投稿している
エッセイで10年間の下積みを経ていると書いていらっしゃいますが、そのあたり詳しく教えてください。


水川サキ:
お恥ずかしい話ですが、公募に挑戦して落選を繰り返し、途中書くことを挫折しています。
自分には才能がないと一度はあきらめたのですが、書かない時期を経て、もう一度書いてみたいと思うようになりました。
昔は「作家になりたい」の気持ちが強かったのですが、今は「どんな形でもいいから書きたい」に変化したように思います。
この10年を経てわかったことは、私にとって書くことは生きる上で生活の一部なのだということです。それが書籍になるならないに関わらず、おそらく死ぬまで書くと思います。

社会の荒波の中で必死に生きるヒロイン

エブリスタ編集部:
ずばり
今回書籍化される「あなたと私の関係は?」の魅力を教えてください。


水川サキ:
最初は明るく声に出して笑えるような話にしたいという思いがあったのですが、改稿を経て切ない描写が増えたように思います。
題材は教師と生徒というよくあるテーマなのですが、見どころはそこではなく、社会の荒波の中で必死に生きるヒロインと彼女を本当の意味で理解してくれる人との関係をストーリーから感じていただけたら幸いです。

エブリスタ編集部:
いろいろとお話を聞かせていただきありがとうございました。

最後に今後の展望を教えてください。


水川サキ:
読者の方々が笑えてほんのり切なく、読み終わったあともう一度読みたくなるような、そんなお話を書いていきたいと思っています。あくまで目標です。精進いたします!



エブリスタ✖️メゾン文庫の作品は続々登場予定!


【2018年7月10日発売】

あなたと私の関係は? 」水川 サキ (著)

あらすじ:

合コンに行ってみたら出会った人が高校のときの先生だった衝撃。十年前に想いを寄せていた教師、青砥英輔(35歳彼女ナシ)に再会したことで上山悠香(28歳彼氏ナシ)の恋心は再び高鳴り始める。自分が教え子だからこそ向けられるその優しさにいちいちときめいてしまう悠香。しかしどうしても、あの頃の自分を越えて、先生に近づく勇気が出ない……。どんどん好きになるこの気持ち、どうすれば!?


【2018年8月10日発売予定】

カモフラ結婚 交際ゼロ日、夫婦はじめました」タカナシ(著)

厨房からウエディング」千冬(著)



皆さま、創作活動のヒントになったでしょうか?

引き続き様々な小説募集イベントを開催しますので是非ご参加くださいね。


今後ともエブリスタをどうぞよろしくお願いします。

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