こんにちは、エブリスタ編集部です。
小説投稿サービス『エブリスタ』が数々の出版社とコラボして開催し、たくさんの作品を書籍化するエブリスタ小説大賞!
2018年8月1日(水)に募集開始となった「エブリスタ小説大賞2018 スターツ出版文庫大賞」で期待していることや受賞のヒントなどをスターツ出版文庫編集長・篠原様に、お聞きしてきました!
スターツ出版文庫が読者に届けたいのは「心の成長」
エブリスタ編集部:
スターツ出版文庫編集部が考える「恋愛小説」「ほっこり人情小説」とは何でしょうか?
スターツ出版文庫編集長・篠原:
「恋愛小説」は青春感あふれる学生時代の切ない純愛小説から、ちょっと非日常の世界を垣間見られる作品まで、読んだあとに“心の成長”が得られるものを。
また「ほっこり人情小説」は、1話完結の3~5話程度からなる連作形式とし、全話共通の主人公と舞台を設定してください。
例えば、古都の片隅に佇む食事処や温泉宿などを舞台とし、人との触れ合いで生まれる絆、人情の機微を描く中で、読んだ後にあったかい気持ちになれるような、心癒されるストーリーです。
エブリスタ編集部:
とても具体的で執筆のヒントになりそうですね!続いて、スターツ出版文庫編集部が求める作品像を教えてください。
スターツ出版文庫編集長・篠原:
まずは、熱いメッセージがあることを求めたいですね。作者の「伝えたい想い」がしっかり宿っている作品であってほしい。
もちろん、構成・展開力、文章表現・描写力…など技術面でも優れた作品であってほしいですが、それありきではないということです。
それよりも大切にしてほしいのは、「伝えたい想い」が託されている作品であることです。その上で、スタ文の求める「成長感」ある物語であると嬉しいですね。
デビューに必要なのは「伝えたい想い」
エブリスタ編集部:
新人賞で落ちる作品にありがちなことを教えてください。
スターツ出版文庫編集長・篠原:
技巧ばかりに注力・執着してしまい、「伝えたい想い」が中途半端になってしまったり、置き去りになってしまったりすること。
また、既存のレーベルの王道作品を研究し、過剰に意識・踏襲してしまうがあまり、どこかで読んだことのあるような既視感のある作品、オリジナリティを欠いた作品であったりすることです。
それよりも、やはり大切なのは著者としての「伝えたい想い」であると意識してください。
エブリスタ編集部:
受賞作品にまつわる印象的なエピソード・賞にまつわる印象的なエピソードがあれば教えてください。
スターツ出版文庫編集長・篠原:
つい最近の出来事ですが、賞にまつわる印象的なエピソードとしては、(他社とのコラボコンテストの際ではありますが)特定のジャンルに収まる物語ではないものの、読み手を釘付けにする実に魅力的な作品であったため、イレギュラー措置ではありますが、審査員満場一致で「特別賞」の授与を決定した作品がありました。
求めるジャンルのストライクゾーンの作品でなくとも、メッセージ性や独創的世界観が素晴らしければ書籍化の可能性はあるんです。
エブリスタ小説大賞2018 スターツ出版文庫大賞の応募は2018年9月30日(日)まで
受賞作品はスターツ出版文庫での書籍化検討&賞金総額50万円!
さらに優秀100作品にエブリスタ編集部からの選評がメールで届きます!(※選評に関する記事)
皆さまのご応募お待ちしております。
2週連続でお届けするスターツ出版文庫編集長・篠原様インタビューの続きは、
来週火曜日(2018年8月14日更新)になります。
お楽しみに!
今後ともエブリスタをどうぞよろしくお願いします。
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