こんにちは、エブリスタ編集部です。
小説投稿サービス『エブリスタ』が数々の出版社とコラボして開催し、たくさんの作品を書籍化するエブリスタ小説大賞!
2018年11月1日(木)から応募開始となる「エブリスタ小説大賞2018 レジェンドノベルス シリアスゲームノベル大賞」について、2018年10月5日(金)創刊となるレジェンドノベルス編集部さんにお聞きした、レーベル立ち上げのきっかけや今回のイベントで求める作品像などを2週間連続でお届けします!
作品執筆のヒントになるかも!?
次にくるのは「ゲーム文化を背景とする新時代のファンタジー」
エブリスタ編集部:
「レジェンドノベルス」立ち上げのきっかけを教えてください。
レジェンドノベルス編集部:
文芸書全体の売上が伸び悩むなかで、エブリスタをはじめとする投稿サイト発のファンタジー小説に関しては依然として成長を続けています。そこで、既存の作品を読んでみたところ、驚くほどレベルの高い作品がいくつもありました。これはと思って調べてみたところ、先行レーベルは多数存在するものの、特にゲーム文化を背景とする新時代のファンタジー、すなわちネクストファンタジーにおいて参入の余地ありということがわかり、レーベル創設を決めました。
対象読者は「ゲーム文化で育った人」
エブリスタ編集部:
レジェンドノベルス編集部が考える「シリアスゲームノベル」とは何でしょうか。
レジェンドノベルス編集部:
レジェンドノベルスは、ゲーム文化を背景とするネクストファンタジーの専門レーベルですが、その中でも濃密な文章と表現力を持った作品を、我々は「シリアスゲームノベル」と呼びたいと思っています。字面からは、いわゆる「デスゲーム」が想起されるかもしれませんが、必ずしも命がけである必要はありませんし、なんならゲーム自体を描く作品である必要もありません。必要なのは、ゲームの要素が(背景にでも)含まれていること、そして面白いこと。それだけです。
エブリスタ編集部:
「ゲームの要素」解説がとても参考になります!
続いて、レジェンドノベルス編集部が求める作品像を教えてください。
レジェンドノベルス編集部:
レジェンドノベルスは、「全部傑作!ハズレなし」をレーベルコンセプトに掲げています。対象読者はゲーム文化で育った人ですが、その人たちが読めば、たしかにこれは傑作だと納得してもらえる作品ばかりを集めています。具体的には、文章力があり、独自性があり、そして物語として面白い。逆に言うと、コメディとしての面白さや、キャラクターの魅力が柱となっている作品は、(それだけでは)当レーベルの範疇とはしていません。
書籍化デビューの鍵は「独自性」と「文章力」
エブリスタ編集部:
新人賞で落ちる作品にありがちなことを教えてください。
レジェンドノベルス編集部:
新人賞は実施していませんが、作品を検討するにあたって重視しているのは、主として①独自性があること、②文章力があることの二点です。①は、これまでの作品にはない、独自性の高いアイデアがあり、それが作品の面白さになっているということです。②は、読書に慣れた大人がスムーズに読むことができる文章であるということです。特に、語り手の視点を意識して書かれているかどうかは、最初の分水嶺になると感じています。
エブリスタ小説大賞2018レジェンドノベルスシリアスゲームノベル大賞応募は2018年11月1日(木)から
受賞作品はレジェンドノベルス(講談社刊)からの書籍化検討&賞金総額50万円!
さらに優秀100作品にエブリスタ編集部からの選評がメールで届きます!(※選評に関する記事)
イベントページはこちら。
皆さまのご応募お待ちしております。
2週連続でお届けするレジェンドノベルス編集部インタビューの続きは、
来週火曜日(2018年10月2日更新予定)になります。
お楽しみに!
今後ともエブリスタをどうぞよろしくお願いします。
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