
〆切まであと二週間と少し!
今回は「バディ小説『お仕事』のコンテストを開催した理由」です。
今回のコンテストについてはもちろんのこと、第2回以降のコンテストに向けてのヒントも!
バディ小説『お仕事』のコンテストを開催した理由様々なバディ小説がありますが、やはり圧倒的に思いうかぶジャンルとしては刑事や探偵が登場するミステリーでしょうか。「相棒」というそのものズバリの名ドラマシリーズもありますが、「謎解き」とバディ小説というのはとても相性がいいと思います。物理学者、銀行員、新聞記者、医者、シェフ、いろいろな職業の名探偵がいますが、大体においてその個性あふれるキャラクターと一般人をつなぐ〈調整役〉としてのバディが登場することが多いです。実際にある職業でも、自分で考えた架空の仕事でも、読者の興味をかきたてるようなその【お仕事】ならではの道具、訓練、ルーティンなどのディテールを大事にしてください!ちなみに第2回のお題は【ロケーション】です。たとえば京都や鎌倉といった、旅情あふれる地方都市でもいいし、近未来の戦争地帯や、廃校、孤島、パラレルワールドといった、ぶっとんだ場所ならではのバディものも面白いと思います。もちろん、もっと身近な場所であっても構いません。この場合も、その場所ならでは情景が浮かぶように描く工夫が大事です。第3回は【キーアイテム】です。実は、「個性」を出すのが一番難しいような気がします。たとえばお仕事とつなげて、その仕事に必要な道具にしてもいいし、普通だったら絶対手を組まないような二人が、そのアイテムの存在によってバディにならざるを得なかったり。うまくストーリーに絡められれば逆に何でもありのお題だと思います。
皆さんの創作活動のヒントにしてくださいね!
第1回:「バディ小説」の極意とは?
第2回:新人賞で落ちる作品にありがちなことって?
第3回:お仕事小説にはどんな要素が必須なの?